プレスリリース(ドイツ、ニュルンベルグ、2021年5月31日)

InoBat社とシーメンス、プレミアムカスタマイズバッテリーセル開発で協力

シーメンスは本日、eモビリティ向けバッテリーセルの革新的な開発・製造メーカーであるInoBat Auto社が、電気自動車向けバッテリー製造の全バリューチェーンをデジタル化するためにシーメンスの電気・オートメーション機器およびデジタル技術を採用したと発表しました。シーメンスは、自社の技術と専門知識を活用した自動化、産業ソフトウェア、インテリジェントインフラストラクチャのリーディングカンパニーであり、InoBat社は全ての製造現場において柔軟かつ透明性の高い効率的なプロセスを活用し、バッテリー製造において永続的な成功を収めるだけでなく、市場投入時間短縮を実現します。InoBat社はシーメンスのソリューションを活用して、全ての研究開発部門およびギガファクトリーで総合的なデジタルファクトリー開発を推進します。

InoBat Auto社の共同創設者でもあるCEO マリアン・ボチェク氏は、「InoBat社は、eモビリティの進歩と拡大を目指す中で、バッテリーライフサイクル全般に焦点を当てた持続可能な製造プロセスの構築に取り組んでいます。InoBat社のユニークな研究開発力とシーメンスの設計およびシミュレーション技術を組み合わせることで、InoBat社のプレミアムカスタマイズバッテリーの製造が可能になり、バッテリーセルが研究開発ラボから製造に移行するのにかかる時間を大幅に短縮。InoBat社が掲げる持続可能目標とエンドユーザー様毎に特有の仕様要求実現を達成することができます。」と語っています。

InoBat Auto社は、ハードウェア、Simaticコントローラー、HMI、スタックライト、ネットワークトポロジー、標準化マシンインターフェイス、エネルギー監視など、個々の機械や製造ラインに最適なさまざまな製品とソリューションを採用します。また、シーメンスのXceleratorポートフォリオを活用してプレミアムカスタマイズ電気自動車向けバッテリーの開発を更に進めるためにデジタルツインを作成します。

 

InoBat社は、SimcenterポートフォリオとNX software tool suiteを使用して製品の物理的および化学的性質の設計と最適化を実行しますが、これはInoBat社が特許を持つ独自の化学アウトプットをシーメンスのセル設計・シミュレーションシステムに組み込むことで実現します。InoBat社とシーメンスは、バッテリーセルと製品開発における協業に並行して、社内外に向けて幅広いソフトウェアエコシステムを提供することにより、InoBat 社の全ての研究開発部門およびギガファクトリーにおいて、完全なデジタルファクトリーアプローチで開発と実装を共に行う予定です。Teamcenter、Opcenter、MindSphereを使用し、また、シーメンスのオートメーション製品ポートフォリオと組み合わせることで、環境保護と稼働効果を高いレベルで維持しながら、全ての施設において成果の向上が可能です。

 

シーメンス デジタルインダストリーズ ソフトウェアのエドウィン・セベリンは、「モビリティの未来には電気自動車が重要な要素であり、InoBat社などのバッテリーメーカーがその成功には不可欠です。しかし、この市場は競争が激しく、バッテリーメーカーが優位性を維持するためにはエンドツーエンドのプロセスを構築する必要があります。シーメンスのXceleratorポートフォリオを使用することにより、InoBat社は精巧なデジタルモデルを作成し、製造ラインと工場の計画、設計、試運転、運用を加速し、最適化することができます。」と語っています。 

 

シーメンスのソリューションバッテリー開発に関する詳細は、https://sie.ag/2Tkn5Tlをご覧ください。

 

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シーメンス株式会社 コーポレートコミュニケーション部  今村 

E-mail: masako.imamura@siemens.com

シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。ビルや分散型エネルギーシステム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化、デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。シーメンスはデジタルと現実世界を結びつけることで、お客様と社会に貢献します。鉄道、道路交通のスマートなモビィティー・ソリューションの主要サプライヤーであるモビリティを通じ、シーメンスは旅客および貨物サービスの世界市場の形成をサポートします。さらに上場会社であるSiemens Healthineersの過半数の株式を保有することで、医療技術やデジタル・ヘルスケア・サービスの世界の大手サプライヤーでもあります。また、送電および発電の世界のリーダー企業であり2020年9月28日に株式上場したシーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2020年9月30日に終了した2020年度において、シーメンスグループの売上高は571億ユーロ、純利益は42億ユーロでした。2020年9月30日時点の継続事業における全世界の社員数は29万3000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。

日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2020年9月末に終了した2020年度において、日本のシーメンスの売上高は約1582億円、社員数はおよそ2,300人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。