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シーメンス、デジタル変革の新たなレベルへと産業界を牽引

これらの先端技術の基盤はデータの有用性です。デジタルツインが、バーチャルな世界で工業製造の全過程をマッピングし結び付けることで、包括的なデータのプールが構築できます。「ここで重要なのは、製品、生産、性能のデジタルツインからデータを革新的な方法で利用し、生産性の新たなポテンシャルを作り出す、ということです。オートメーション、ソフトウェア、ハードウェア、クラウドプラットフォーム、先端技術が切れ目なく統・結合されると、データが価値のあるナレッジに変換でき、性能と柔軟性の向上をもたらします。これがデジタル変革の次なるステップです」とヘルムリッヒは説明します。一つの例が、Simatic S7-1500 コントローラーの統合AI 対応チップ搭載の新モジュールです。マシン学習アルゴリズムを活用して、ロボットベースの作業工程が最適化されます。例えば、学習プロセスのために、AI には大容量のデータが必要です。このデータはプロセスがデジタル化され、切れ目なく結合されていて初めて入手可能になります。シーメンスはIndustrial Edge で、デジタルエンタープライズのオートメーションプラットフォームであるSimatic とSinumerik を拡張し、現場におけるデータ処理ソリューションを追加しました。現場からMindSphere のオープンでクラウドベースのIoT オペレーティングシステムまでのスケーラブルな(拡張性ある)コンセプトで、シーメンスは現場のルネッサンスを創出します。
シーメンスはブースにおける自動車産業の展示でクラウドとエッジベースのデータ分析を、アディティブマニュファクチャリングあるいは自立型生産(autonomous manufacturing)といった、その他の先端技術と一緒に利用することによる、電気自動車と電池の効率的で柔軟な生産に向けた新たなチャンスの創出についてデモを行います。「シーメンスはソフトウェアとオートメーションシステムで自動車産業のE-モビリティへの変革をサポートしています。製品のカスタマイズの増加、代替駆動コンセプトの需要拡大等の今日の課題に、企業が対処する上で役立つものと思います。」 とヘルムリッヒは説明します。デジタル化は産業工場のサイバー攻撃からの保護無しでは導入は不可能です。将来的にAI とエッジコンピューティングはセキュリティも向上させるでしょう、データ分析は、サイバー攻撃の迅速で信頼性の高い発見に利用できるからです。
ブロックチェーンに関して、シーメンスは産業アプリケーションの新たな将来的な技術を紹介します。産業界には例えば、食材のトレーサビリティなど、多くの改善の余地があります。食品のサプライチェーンにおいて、情報はデジタルで勝手にいじることができないフォーマットで文書化され、全工程の詳細がブロックチェーンに保存されます。これらには、農場の場所、バッチ番号、加工データ、工場の情報、有効期限日、倉庫の温度、配送情報などが含まれます。関連情報はMindSphere を基盤とするアプリケーションを介してユーザーに提供されます。
プロセスオートメーションでは、シーメンスはハノーバーメッセで新たな境地を開拓、革新的な新プロセスコントロールシステムを紹介します。Simatic PCS neo で、最新システムソフトウェアパッケージを展示します。これはプロセス産業の企業に、デジタル化時代の新たな機会をもたらすものです。エンジニアリングとオペレーションのグローバルなウェブベースの協業、切れ目のないオブジェクト主導のデータモデルのユニークな操作性、オープンシステムアーキテクチャーが含まれます。さらに、小規模な加工モジュールから世界の大規模な加工工場まで拡張可能です。Simatic PCS neo は、最近開発されたハードウェアと堅牢で包括的なSimatic PCS 7 V9.0 プロセスコントロールシステムのアプリケーションアーキテクチャーを採用しています。このようにシーメンスは新たなシステムの利点と、お客様の今までの投資やノウハウの保護の両立を実現しています。
未来ゾーン(Future Area)では、これらの先端技術が何をもたらすのか - 運用・制御技術(Operational Technology, OT)と情報技術(Information Technology, IT)のより強固な結合に向けて。これらの技術分野の収束により、産業界の開発、製造からの増大するデータは、物流や購買といった分野からのデータと将来的には結合するでしょう。その結果、膨大なデータが中心レベルから制御レベルへ移行するでしょう。
部門間のデータ交換を可能にし、柔軟性と生産性を高めるためには、幅広く堅牢な通信インフラが必要です。新たな5G 通信標準はエキサイティングな可能性をもたらします。データの高速度、信頼性ある高性能なブロードバンド送信、超短期な待ち時間(Latency)が産業界の価値創出を大幅に効率的で、柔軟にします - とりわけインダストリー4.0 アプリケーションにおいて顕著でしょう。シーメンスは当初から新たな通信標準を利用し、適切なポートフォリオの開発を通じ、標準化と産業導入を支援しています。さらに産業向け5G に関する自社独自の研究プロジェクトを実施し、実際のOT 条件で5G 相互運用性テストセンターを複数設立しました。これにはProfinet、TSN(Time Sensitive Networking)等の利用可能な産業標準の評価、テストも含まれます。
シーメンスはコンサルティングから導入まで幅広いサービスでデジタル変革を支援します。
「お客様のデジタル化への道をサポートします - 産業デジタル化戦略のコンサルティングから導入サポート、デジタルソリューションの最適化まで」とヘルムリッヒは指摘します。コンサルティングは、その企業がデジタル化に向けてどの程度準備できているか、についての包括的な評価に基づいて行います。この評価はデジタル化の専門家がお客様と共に実施します。「お客様とともにその企業におけるデジタル化の現在の位置を確認し、そこからお客様に合ったデジタル化の戦略とロードマップを作り上げていきます。」
本プレスリリースの英語版は、以下のサイトでご覧いただけます:
ハノーバーメッセの詳細は以下のサイトでご覧いただけます。(英文)
【参考資料】本資料はシーメンスAG(ドイツ・ミュンヘン)が2019年4月1日に発表した、プレスリリースを日本語に翻訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語と英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。 
デジタルインダストリーズについて
シーメンス デジタルインダストリーズ(DI)はオートメーションとデジタル化における革新的なリーダーです。パートナーや顧客と緊密に協力して、DIはプロセス産業とディスクリート(部品組立)産業のデジタル変革を牽引します。デジタルエンタープライズポートフォリオで、DIはあらゆる規模の企業が、全バリューチェーンにわたる統合とデジタル化を実現するための、包括的な製品、ソリューション、サービスを提供します。各産業固有のニーズにあわせて最適化した、DIのユニークなポートフォリオは、お客様の生産性と柔軟性の向上をサポートをします。DIは常にポートフォリオに革新性を追加し続け、将来的な先端技術の統合に努めています。シーメンス デジタルインダストリーズのグローバル本社の所在地はドイツ ニュルンベルグで、世界におよそ75,000名の従業員を擁します。
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シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。電化、自動化、デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。シーメンスはエネルギー効率に優れた省資源技術を世界で最も多く提供している企業のひとつであり、効率低な発電および送電ソリューションの主要サプライヤー、そしてインフラストラクチャー・ソリューションならびに産業向け自動化ソリューション、ドライブ・ソリューションとソフトウェア・ソリューションのパイオニアです。さらに上場子会社であるSiemens Healthineers AGを通じ、シーメンスは、コンピュータ断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像診断装置(MR)などの医用画像診断装置の大手サプライヤーでもあり、臨床検査および医療情報ITのリーダーでもあります。2018年9月末に終了した2018年度において、継続事業の売上高は830億ユーロ、純利益は61億ユーロでした。2018年9月末時点の全世界の社員数は37万9000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。
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日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2018年9月末に終了した2018年度において、日本のシーメンスの売上高は約1569億円、社員数はおよそ2,000人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。
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コンタクト

シーメンス株式会社 コミュニケーション 今村