プレスリリース(ドイツ・ニュルンベルク、2020年7月14日)

シーメンスのテクノロジーにより、複数フロアで柔軟な生産

 

·    無人搬送車(AGV)により最大級の柔軟性

·    コンベヤ技術によるソリューションで空間を最適化した建設を実現

·    コンベヤ技術の全コンポーネントを史上最短のわずか4.5カ月で設置

 

4.5カ月という史上最短期間で、シーメンスは、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」の最終組立段階で使用するコンベヤ技術の全コンポーネントを設置しました。その結果、設置から最初の車両の生産までに要した時間は、同様のプロジェクトの約半分に短縮されました。建設上の制約により、最終組立製造ラインは垂直に構築する必要があったため、各フロアを活用して製造するという製造コンセプトが生まれました。シュトゥットガルトツッフェンハウゼンの親工場内のタイカン工場は、昨年9月に稼働を開始しました。

 

最大限の柔軟性を実現するため、このドイツのスポーツカーメーカーは、従来のコンベヤベルトを使用せず、無人搬送車(AGV)を取り入れました。いわゆる「フレキシライン」で、シーメンスの技術要素が搭載されたAGVは、一つの製造ステーションから次のステーションへと車体を輸送します。運転サイクルは必要に応じて調整することが可能で、例えば、自動化されたタスクを行うためにAGVを停止させ、その後AGVのスピードを加速して次の処理ステーションに移すことができます。シーメンスのコンベヤ技術ソリューションは、個々のワークステーションを繋ぎ、車体を輸送します。AGVとドアコンベヤシステムのほかに、重量用傾斜式EMSハンガーを使用しています。この技術により、車体が上下両方向に110度回転し、従業員は労せず自動車の全部位に手が届くため、人間工学的に作業しやすい姿勢が維持できます。

 

効率的なプロジェクト管理により、この製造ラインは、他の作業や現行のスポーツカー生産作業と同時進行で組み立てることができました。完全な最終組立プロセスは、SIMATICコントローラーで完全に自動化され、シーメンスの駆動技術コンポーネントが搭載されたエンジニアリングフレームワーク、完全統合オートメーション(TIA)ポータルで実行されました。

 

本件に関する詳細は www.siemens.com/porsche 

 

【参考資料】

本資料はシーメンス AG(ドイツ・ニュルンベルク)が2020年7月14日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。https://sie.ag/3fsWXMc

 

 

 

 

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