プレスリリース(ドイツ ミュンヘン、2020年9月28日)

シーメンス、新たな一章へ 脱コングロマリットで強力なエコシステム

 

  • 株式上場により、シーメンスエナジーAGの分社化が完了
  • 両社の株主に長期的価値を創造
  • 新生シーメンスAGは産業のデジタルトランスフォーメーションの形成に集中

 

 

シーメンスは事業再編を完了し、その戦略コンセプトVision2020+の重要項目を無事達成しました。送電・発電分野のリーダー企業としてシーメンスエナジーは、9月28日朝、フランクフルト証券取引所のプライム・スタンダードセグメントにおいて正式に上場を果たしました。これにより、シーメンスの歴史において新たな一章が開かれます。独立した会社として、シーメンスAG、Siemens Healthineers AG、そしてシーメンスエナジーAGは、共通の利益を持つエコシステムの中で協力していくことになります。しかしながら、各社は、個別の事業・産業の優先課題や特性に取り組んでいきます。約24万人の従業員を擁するシーメンスAGは、主に、産業のデジタルトランスフォーメーション、スマートインフラ、そして持続可能な輸送分野を牽引する先進テクノロジーの開発に注力します。

 

「シーメンスエナジーの上場は、シーメンスの事業再編における重要なマイルストーン達成を意味します」と、シーメンスAGのジョー・ケーザー社長兼CEOは述べます。「取り組む事業に焦点を絞った3社の強力な独立企業から成る、極めて優れた組織体制を、我々は将来に向けて構築しました。別個に上場したこれらの企業は、コングロマリットでなしうるよりもはるかに優位な位置に立ち、価値創造能力を十分に引き出し、持続可能な長期的拡大を遂げることができるでしょう。価値創造と変革のための連携という面で、この分社化により実現できる好例を、Siemens Healthineersは短期間のうちに示しています。」

 

「繰り返しますが、我々のチーム全体が、断固とした意志と柔軟性で、歴史的に重要な難題も乗り越えられるということを証明しました」と、シーメンスAGのローランド・ブッシュ副CEO(将来のCEO)は付け加えました。「現段階での組織改革をほぼ完了し、当社はデジタルトランスフォーメーション(DX)に全力で集中していきます。今後数年で、長期にわたる利益拡大を加速させ、産業・商業分野の当社のお客様に、ひいては社会全体にプラスの影響と真の価値を創出するテクノロジーの開発に注力します。」

 

「分社化により、強力なブランドを誇り、シーメンスのエンジニアのDNAが流れる、独立した俊敏なエネルギー分野のチャンピオンが誕生します」と、シーメンスエナジーAGの監査役を務め、シーメンスAGのCFOであるラルフ・P・トーマスは述べます。「今後、シーメンスエナジーは独立して活動し、強固な財務基盤をもちます。一方、シーメンスAGは、産業分野の中核事業に焦点を絞り、より透明で引き締まった企業になります。今回の上場が株主に長期的価値を生み出すという確信をますます強めています。」

 

最初のステップとして、シーメンスAGは、シーメンスエナジー株の55%をシーメンス株主に分配することにより、対応する株式数を浮動株としました。さらに、9.9%がシーメンス・ペンション・トラストe.V.に譲渡されました。シーメンスAGは、今後12~18カ月で、シーメンスエナジーに対する株式保有を大きく下げる予定です。

 

取り組む事業に焦点を絞った強力なグローバル企業として、シーメンスエナジーは、その資源をさらに効率的に使用することができるようになります。独立上場により、透明性が増し、固有の責任をおいます。他の多くの企業よりも、シーメンスエナジーは、サービス事業を含め、エネルギーのバリューチェーンの大部分を網羅しています。結果、エネルギー革命のただ中で変容しつつある市場環境に柔軟に適応することができます。その独立性により、将来、利益率のさらなる改善が見込まれます。

 

Vision2020+の中核的要素は、シーメンスの個々の事業が各々の市場に一層注力できるように、共通の強力な「シーメンス」ブランドのもとで、非常に大きな起業家的独立性と責任を与えました。シーメンスのヘルスケアテクノロジー事業は、個別経営の会社Siemens Healthineersとして2018年3月に上場しました。2020年8月初旬、Siemens Healthineersは、がん治療分野で世界のリーダーであるバリアンを買収すると発表しました。この動きは、Vision2020+の戦略的かつ変革的なパワーを表しています。

 

【参考資料】

本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2020年9月28日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。https://sie.ag/3i7gVN6

 

 

 

 

 

日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2019年9月末に終了した2019年度において、日本のシーメンスの売上高は約1670億円、社員数はおよそ2,360人です詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。

シーメンスAGについて
シーメンスAG
(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。ビルや分散型エネルギーシステム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化、デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。シーメンスはデジタルと現実世界を結びつけることで、お客様と社会に貢献します。鉄道、道路交通のスマートなモビィティー・ソリューションの主要サプライヤーであるモビリティを通じ、シーメンスは旅客および貨物サービスの世界市場の形成をサポートします。さらに上場会社であるSiemens Healthineersの過半数の株式を保有することで、医療技術やデジタル・ヘルスケア・サービスの世界の大手サプライヤーでもあります。また、送電および発電の世界のリーダー企業であり2020年9月28日に株式上場したシーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2019年9月30日に終了した2019年度において、シーメンスグループの売上高は585億ユーロ、純利益は56億ユーロでした。2019年9月30日時点の継続事業における全世界の社員数は29万5000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。

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