プレスリリース(東京、2020年10月29日)

シーメンスとカーライル、フレンダーの未来を形作る

 

  • 売却金額は20億2,500万ユーロ
  • 特定事業に集中するテクノロジー企業を目指すVision 2020+戦略遂行のため、さらなる一歩
  • 新たなオーナーのもと、フレンダーに最適な成長と発展の機会
  • フレンダーの従業員とドイツ拠点に対する長期的で確かなコミットメントで合意

 

シーメンスAGの取締役会および監査役会は、世界をリードするメカニカルドライブ、エレクトリカルドライブシステムのサプライヤーであるフレンダーGmbH をカーライルに売却することを承認しました。契約当事者は当該契約に本日署名をしました。価格は20億2,500万ユーロ(企業価値)です。シーメンスは最近、エナジー事業を独立させて上場しています。フレンダーの売却で、特定事業に集中するテクノロジー企業を目指すVision 2020+戦略を遂行する上で重要な一歩をまた、素早く進めます。カーライルは、フレンダーの新たな方向性が成功裏に定まった後、今まで以上の独立性、意思決定の自由裁量をもって成長を加速し、その強みを最大限に引き出すことを計画しています。今回の売却は、当初予定していた分離上場をなくし、フレンダーの将来的な成功をより迅速に導くことになります。この取引は、外国投資、独占禁止法に関する承認を得ることが必要で、2021年前半に手続き完了見込みです。

 

「フレンダー売却により、特定事業に集中する新たなシーメンスAGに向けた戦略を、厳密かつ成功裡に進めていきます。中堅中小企業で適用される組織を導入し、事業を決定するという我々の計画は、有効であると証明されました。そして今が、フレンダーを独立企業とし、将来の成長を現実のものとしていくための好機です。この素早い決定は、お客様や従業員にとり明確で堅実な計画の基盤となるでしょう」と、シーメンスAG社長兼CEO ジョー・ケーザーは述べています。

 

「元々はフレンダーを分離上場する計画でしたが、別の方法に対してもオープンでした。多くの投資家が関心を寄せたことは、この会社が魅力的であること、そして我々がポートフォリオカンパニーで推進していたアプローチが適切であったことを示しています。新たなオーナーのもとフレンダーは、ターゲットを絞って一層最適化し、お客様の要件に応えていくために必要な機会を、今後得ることができます。一方、シーメンスとその株主には、さらなる事業の集中、魅力的な株価評価、流動性の流入というメリットがあります」と、シーメンスAG CFO兼ポートフォリオカンパニー(POC)責任者ラルフ P. トーマスは述べています。

 

「フレンダーは風力、産業用ギアにおいてグローバルチャンピオンです。その比類ない製品、技術ポートフォリオと、グローバルな地位において、フレンダーは持続可能な成長を可能にする理想的な位置にいます。カーライルでは、産業における専門性と、フレンダーがグローバルにお客様に対応していく上で活用する技術やサービスのプラットフォームへの投資を通じて、その将来的な発展を支援していきます」と、カーライル、マネージングディレクター兼 欧州買収 共同ヘッド、グレゴール・ベーム(Gregor Böhm)は述べています。

 

本売却の一環として、カーライルはフレンダーの従業員に対し長期的かつ確実なコミットメントをすることで合意しました。カーライルはフレンダーが既に発表している将来の方針を支持し、従業員を尊重することを表明しています。

フレンダーの売却はシーメンスPOCユニットの戦略的な位置付けが成功していることの証です。目的は、所有の移転をも視野にいれつつポートフォリオカンパニーの独立性、自律性を高めることです。シーメンスは2019年4月1日に複数のビジネスユニットをポートフォリオカンパニーとしてまとめました。6つのPOCユニットの従業員数は約21,500名、売上高は約50億ユーロです。

 

【参考資料】

本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2020年10月29日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。https://sie.ag/31SGkos  

 

カーライルグループについて

カーライル・グループ(NASDAQ: CG)は産業の専門技能を有するグローバルな投資会社です。コーポレート・プライベート・エクイティ、リアルアセット、グローバル・クレジット、インベストメント・ソリューションズの4つの事業セグメントを通じて、2020年9月末時点で2,300憶ドルを運用しています。カーライルの目的は、賢明な投資を行い、投資家、投資先企業、そして我々が暮らし投資をするコミュニティーのために価値を創出することです。世界6大陸、30拠点に1,800名以上の従業員を擁しています。詳しい情報はwww.carlyle.com  カーライルグループのTwitter@OneCarlyle

 

フレンダーについて

フレンダーGmbH(本社:ドイツ ボホルト)は、世界をリードするメカニカルドライブ、エレクトリカルドライブシステムのサプライヤーです。120年以上にわたり、最高性能、イノベーション、品質、信頼性を誇るメカニカルコンポーネントとシステムで高い評価を得ています。フレンダーは、幅広いギアユニット、カップリング、ジェネレータおよび関連サービスを提供しています。風力、セメント、オイル&ガス、発電、水および廃水、海洋、コンベヤー、クレーンテクノロジー等を主要産業として注力しています。フレンダーの製品とサービスは最新のテクノロジーと非常に高い品質を合わせ持ち、何十年もの間最適なパワートランスミッションを着実に実現してきました。フレンダーの全世界の従業員はおよそ8,600名、2020年度の売上見込み額はおよそ22億ユーロです。詳しい情報はflender.com 

 

 

日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2019年9月末に終了した2019年度において、日本のシーメンスの売上高は約1670億円、社員数はおよそ2,360人です詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。

シーメンスAGについて
シーメンスAG
(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。ビルや分散型エネルギーシステム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化、デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。シーメンスはデジタルと現実世界を結びつけることで、お客様と社会に貢献します。鉄道、道路交通のスマートなモビィティー・ソリューションの主要サプライヤーであるモビリティを通じ、シーメンスは旅客および貨物サービスの世界市場の形成をサポートします。さらに上場会社であるSiemens Healthineersの過半数の株式を保有することで、医療技術やデジタル・ヘルスケア・サービスの世界の大手サプライヤーでもあります。また、送電および発電の世界のリーダー企業であり2020年9月28日に株式上場したシーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2019年9月30日に終了した2019年度において、シーメンスグループの売上高は585億ユーロ、純利益は56億ユーロでした。2019年9月30日時点の継続事業における全世界の社員数は29万5000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。

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シーメンス株式会社 コミュニケーション 今村
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