プレスリリース(東京、2020年11月16日)

シーメンス、製薬業界向けソリューションをケーテー製作所に提供、さらにデジタル化を支援

 

  • シーメンス、製薬業界向けソリューションを提供、グローバルな業界知見や実績を活用し製薬業界特有の要件に対応
  • 日本の医薬品製造設備を製造販売するリーダー企業であるケーテー製作所、シーメンスと協力してデジタル化を推進
  • ケーテー製作所、シーメンスの製薬業界向けソリューションを搭載した医薬品製造設備を国内市場に展開、さらなる事業拡大、海外展開を目指す

 

シーメンス株式会社(東京都、代表取締役社長兼CEO:堀田邦彦、以下シーメンス)は、日本の医薬品充填ライン等を製造販売する株式会社ケーテー製作所(東京都 代表取締役社長 上月 清、以下ケーテー製作所)が、デジタルツインの技術を活用し、デジタルエンタープライズへとデジタル変革することで、事業の拡大と競争力強化を図るため、シーメンスと戦略的な協力関係を築いていくことを発表しました。

 

ケーテー製作所は、医薬品、化粧品、食品等の分野で使われる充填ラインの営業、技術、製造やアフターサービスを提供する日本の代表的な企業です。製品の市場競争力強化、エンジニアリング工数、時間、コスト削減等の生産性向上といった課題を解決するための最先端の包括的な技術を求めていました。また、今後、海外へ事業を展開していく上で、海外業界動向の把握、海外製品規格への準拠、グローバルなサポートとパーツの入手性を必要としていました。

 

ケーテー製作所は昨年、シーメンスと協力してデジタル化に向けた方向性を明確化しました。産業用オート―メーションやデジタル化で世界をリードするシーメンスは、製薬業界においてもグローバルに多くの実績を誇り、最新の業界動向や業界特有の要件、製薬工場全体に関する豊富な知見を有しており、業界基準への対応、グローバルな製品、サービス、サポートの提供が可能でした。産業用のハードウェアとソフトウェア両軸の知見を持ち、グローバル基準のものづくりのための、包括的なソリューションをシーメンスが提供可能であることも、高い評価を得ました。

 

株式会社ケーテー製作所 専務取締役 上月謙太郎氏は「私どもは長年、充填ラインを中心として様々な設備を製薬会社の方々に提供してきました。お客様のニーズに応えるための構造設計や制御設計の技術には自信を持っています。デジタル対応の技術についてシーメンスと協力していくことで、お客様に一層最適なソリューションを提供でき、今後、日本のみならず海外へ進出していく第一歩を踏み出すことができると考えています。」と述べています。

 

ケーテー製作所は、シーメンスのScalance Sの技術を活用して安全なリモートメンテナンスサービスを同社の顧客向けに展開、製薬業界向けのデータインテグリティ、セキュリティソリューションとしてシーメンスの監査トレイル製品 Simatic WinCC AuditとSimatic  HMI Comfortコンフォートタッチパネル、さらに業界通信規格であるOPC UA通信に対応した機能を有するSimatic S7-1500コントローラーにより、顧客のSCADAシステムとのセキュアな通信接続を実現します。ケーテー製作所は、グローバル市場での事業拡大のために、各国の工業規格に準拠し、グローバルで入手可能な製品でグローバルサポートに優れた、シーメンスの制御機器の採用を進めています。これによりケーテー製作所は、製薬業界の国際規則に対応するデジタルソリューションをタイムリーに提供することが可能になりました。

さらに今後、シーメンスのデジタルツイン技術で機械設計、制御設計、コミッショニングにわたる設計業務プロセスの効率化を進めていきます。

 

シーメンスは、デジタル化技術を提供することで世界の製薬企業を支援してきた実績や蓄積した業界知見を活用し、製薬業界特有の要件に対応する製薬業界向けデジタルソリューションを開発、製薬のバリューチェーンにグローバルに展開し、大企業から中小企業まで、規模に関わらず、迅速、簡便なデジタル化ソリューションの実装に貢献しています。デジタル化することで、市場投入までの時間短縮、品質と効率性向上という業界が直面している課題に対応します。

 

シーメンス株式会社 専務執行役員 デジタルインダストリーズ ヘッド トビアス・ラングは「医薬関連企業は迅速性への要求などの多くの課題に直面しています。ケーテー製作所様は、これらのニーズに対応しデジタルエンタープライズに変革するための、意義ある選択をされました。弊社は、今後もより一層、日本企業のお客様のデジタル化の実現に貢献してまいります」と述べています。

 

 

 

* 2020年11月25日から27日開催のインターフェックスWeek東京の、ケーテー製作所ブースにおいて、シーメンス製品を含むデータインテグリティ対応セキュリティ通信機能搭載マシンが展示されます。

 

日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2019年9月末に終了した2019年度において、日本のシーメンスの売上高は約1670億円、社員数はおよそ2,360人です詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。

シーメンスAGについて
シーメンスAG
(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。ビルや分散型エネルギーシステム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化、デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。シーメンスはデジタルと現実世界を結びつけることで、お客様と社会に貢献します。鉄道、道路交通のスマートなモビィティー・ソリューションの主要サプライヤーであるモビリティを通じ、シーメンスは旅客および貨物サービスの世界市場の形成をサポートします。さらに上場会社であるSiemens Healthineersの過半数の株式を保有することで、医療技術やデジタル・ヘルスケア・サービスの世界の大手サプライヤーでもあります。また、送電および発電の世界のリーダー企業であり2020年9月28日に株式上場したシーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2019年9月30日に終了した2019年度において、シーメンスグループの売上高は585億ユーロ、純利益は56億ユーロでした。2019年9月30日時点の継続事業における全世界の社員数は29万5000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。

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シーメンス株式会社 コミュニケーション 今村
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