ITとOTを完全に融合
SIMATIC WinCC Unifiedのインターフェースは高機能でオープンなため、(IT環境などの)他のソフトウェアを統合したり、これらを統一された操作コンセプトにまとめたりすることができます。このためWinCC Unifiedは、生産データとIT世界のデータをリンクさせる統合プラットフォームとして機能します。
パネルからSCADAシステムまで一貫したエンジニアリング
SIMATIC WinCC Unifiedには豊富なグラフィック機能があり、すべてのエレメントを再利用できるため、ユーザーインターフェースを自由に設計できます。すべての設計を、パネルでもPCやSCADAのシステムでも同じように使用できるため、時間とコストを節約できます。ベクターベースのSVGグラフィックを使用しているため、画像の鮮明さを維持したままスケーリングできます。HTML5をサポートしているため、HTML5対応のモバイルデバイスからマシンやプラントをモニターおよび制御できます。
SIMATIC WinCC Unifiedの特長
SIMATIC WinCC Unifiedは、WinCC見える化ソフトウエアの単なる新バージョンではありません。根本から再設計され、まったく新しい形でマシンやプラントの見える化コンセプトを実装できます。
WinCC Unifiedの「テクノロジ階層」により、オブジェクト指向のエンジニアリングアプローチを産業用PCで使用できます。このため、エンジニアリングの一部としてオートメーションソリューションを容易に構造化できます。またこの構造を本番運用のプラント制御に使用できます。
テクノロジ階層は、1回のタイプ作成と複数のインスタンス化で構築される「タイプ-インスタンス」のコンセプトに基づいているため、一元的な変更が可能です。テクノロジ階層は、プラントインテリジェンスオプション(カレンダー、Performance Insightなど)の基本です。

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