製品・システムに関するFAQ ― SIMATICコントローラー

弊社に多く寄せられる製品・システムに関する質問とその回答をご覧いただけます。 ご不明な点がございましたら、お問い合わせの前にまず、ご覧ください。 メール・お電話によるお問い合わせは、 こちらをご覧ください。

   

S7-1500

CM1542-5の方が接続できるDPスレーブの台数が多い点が異なります。
CM1542-5が125台、CP1542-5が32台となります。また、通信に使える入出力のアドレスもCM1542-5の方が多く、各8192 byteとなります。CP1542-5は各2048 byteです。1台のDPスレーブあたりの入出力アドレスはどちらも共通で、各244 byteとなります。

下記はそれぞれのモジュールの技術データページです。

CM1542-5

CP1542-5

以下の表からLEDの点灯パターンによる意味をご確認いただけます。

下図に沿ってエラー情報の詳細をTIA Portalのオンライン診断から診断バッファを確認してください。
モジュールのファームウェアバージョン不一致やハードウェア情報がダウンロードされていないことなどがエラー原因の例としてあげられます。

CP1543-1(6GK7543-1AX00-0XE0)があればステートフルインスペクションをお使いいただけます。

下記リンク先マイグレーションガイドをご参照ください。
Migration Guide: SIMATIC S7-300/400 to SIMATIC S7-1500

関連情報Webページ
Your step into the future - Migration made easy

モジュールのマウンティング、ワイヤリング等のスタートマニュアルは以下のリンクから、それらビデオ、マニュアルを確認できます。
https://www.automation.siemens.com/salesmaterial-as/interactive-manuals/getting-started_simatic-s7-1500/_content/EN/content_en.html

以下のリンクから、PDFをダウンロードして頂き、ご確認ください。
http://support.automation.siemens.com/WW/view/en/86630375

S7-1500F及び安全リモートIOの仕様はこちらに記載されています。

対応しております。
TIA Portal V14より新しいソフトをお使いいただき、ファームウェアバージョン2.0以降でコンフィグレーションすることでOPC UA serverとしてご使用いただけます。また、OPC UA runtime licenseが別途必要になります。ライセンスの種類はCPUの種類によってsmall, medium, largeの3種類に分かれています。
各ライセンスの対応したCPUは以下の通りです(F-CPU, T-CPUを含みます)。
Small: ET200SP CPU, 1511C, 1512C, 1513, 1505S
Medium: 1515, 1516, 1507S
Large: 1517, 1518

S7-1500シリーズの全てのPLCでIRT通信に対応しています。
※IRT通信 (Isochronous real-time):PROFINET通信の機能の1つ。IRT通信は通常、同期制御が必要なモーション制御で主に使われる。

参考
IRT対応製品

S7-1500シリーズの全てのPLCでMRP(リダンダンシーマネージャ/クライアント)に対応しています。※MRP: IEC 62439として定義されている高速冗長化(二重化)プロトコル、PROFIENT(トポロジー)の機能の1つ

参考

https://support.industry.siemens.com/cs/ww/en/view/102325771

可能です。ドライブに接続して同期通信(IRT通信)を行う場合はそれに対応したHubが必要となります。
CPU1511はIPアドレスを1つしか持てませんがイーサネットポートを2つ持ちますのでHubを使用することなく1つをPC、もう1つをPROFINET機器に接続することも可能です。

ファームウェアバージョン2.0以上であれば二つともをPROFINET IO通信に利用できます。
ファームウェアバージョン2.0以上で構成できるのはTIA Portal V14以降となります。

申し訳ありませんが、そのような設定はできません。Router addressを無効にしたい場合はTIA PortalからPLCのプロパティEthernet address中の”Use router”項目のチェックを外してください。

参考図

メモリーカードの書込みロックは有効になっていませんでしょうか。PLC側のRUNスイッチはRUNモードになっていますでしょうか。
また、フォーマット方法はPLCをオンラインにし、オンライン&診断 → ファンクション → メモリーカードのフォーマットから実行してください。

PLCの初期設定ではスタートアップ時は電源OFF前のモードを維持するという設定になっています。電源をONした際にRUNさせるには、PLCのプロパティ → スタートアップ → ウォームリスタート → RUNを設定してください。

 

内蔵されています。TCP/IP通信に利用できるポートが2つ以上ついています。下図の最下段に通信インターフェースの個数が型式ごとに示されています。PNが持てるIPアドレスの数を示していて、括弧内にはスイッチとして使えるポートの数が記載されています。内蔵のポートでは不足するようであれば通信モジュールを追加することでPLCが持てるIPアドレス・ポートを増加させることができます。

参考図

TIA PortalのPLCのプロパティ中にある時刻という項目からタイムゾーンを設定してください。

参考図

ダウンロード時のPLCの挙動は初期化される場合とされない場合の2パターンございます。ブロック20個を越えないプログラムの変更のみの場合のダウンロードはPLCがRUNモードのまま書き込みが出来るため初期化しません。Program blocksというフォルダや任意のFBが選択された状態でダウンロードすることでプログラムのみ書き込まれます。
ハードウェア情報(プロパティの変更や、構成の追加・削除)を書き込む際はPLCがSTOPモードになるため初期化します。PLCのフォルダを選択した状態でダウンロードを行います。
また、PLCのフォルダを右クリックしDownload to deviceを表示させると、どちらの方法でダウンロードを行うか選択することができます。

周期OB内にロギング命令(DatalogWrite)を作成することで、サンプリングを行うタイミングを指定することができます。

周期OBの最短サイクルタイムは250マイクロ秒です。

電源を入れる順番はデバイスを先、PLCを後に入れてください。また、TIA Portalのプロパティ中のリアルタイム設定において、ウォッチドッグタイムのサイクル数を増やして再度試験をお願いします。

参考図

必須です。汎用のSDカードは対応しておりませんのでご注意ください。

 

S7-1500/1200、ET200SP CPU用のメモリカードはその容量によって読み書き可能な回数及び耐用年数が異なります。

参考図

安全PLCは通常PLCと異なり、IECやISO等の安全規格を満たし且つ第三者認証機関でその性能を承認されたものとなります。
SIMATIC(シーメンスPLC)の安全関連製品はTÜV認証を取得しており、最高水準の国際安全関連規格に準拠しています。安全関連制御を一般制御に統合することにより、高いレベルの安全性と柔軟性を提供し、効率のよいエンジニアリング環境を提供します。
弊社製品の安全PLCコンセプトおよび詳細につきましては、カタログからご確認ください。
その他、外部機関の詳細に関しましてはIECやISO等の資料をご参照ください。

参考
Safety 製品のカタログリンク

ISOウェブサイト

IECウェブサイト

S7-1500シリーズは公開しておりませんが、1515Fや1518FなどのS7-1500F(安全PLC)については以下のマニュアル7ページに記載がございます。低頻度モードでPFDavg (Average probability of a dangerous failure on demand) < 2E-05、高頻度(または連続)モードでPFH (Average frequency of a dangerous failure [h-1]) < 1E-09です。

参考
SIMATIC S7-1200/S7-1500 F-CPUs

S7-1500はその型式によって最新となるファームウェアのバージョンが異なります。2017年7月現在では既に販売が終了している古い型式はV1.8.5、現行の新しい型式はV2.1.0が最新となります。それぞれの型式は下記の通りです。

参考図1

また、S7-1500はディスプレイもCPUとは別にファームウェアを持っています。現在の最新は型式によらずV2.0.0です。

参考図2

お持ちのS7-1500がどちらの型式にあたるのかは下記のサポートページからもご確認いただけます。

Firmware update S7-1500 CPUs incl. Displays and ET200 CPUs

S7-1500は型式ごとに異なる接続リソースの数を持っています。1515-2 PNでは通信モジュール(CM)や通信インターフェース(CP)を用いない場合、接続リソースの合計数が108です。108の内10は通信の種類が予め決まった予約済みリソースであり、残りの98の動的リソースを自由に割り当てることができます。従って、動的リソースの98とHMI通信に予約済みのリソース4を合わせた102が最大数となります。HMIの種類によって1台あたりの消費リソースが異なりますので、最大台数はHMIの種類に依存します。例として全てComfortパネルを用いた場合を考えますと、1台あたり接続リソースを2必要とするため51台を接続可能です。
以下はHMIの種類による必要リソースの表です。

参考図

下図の通り、1つのトレースグループあたり512 kBのデータをトレースすることが可能です。CPU1515には4つのトレースグループを作成することができます。

参考図

下図最下段に示したようにCPUとは別で31台です。31台の内、通信モジュールに割くことのできる台数は型式によって異なり、4から8台です。

参考図

S7-1500が取得している船級は以下の通りです。

● ABS (American Bureau of Shipping)
● BV (Bureau Veritas)
● DNV (Det Norske Veritas)
● GL (Germanischer Lloyd)
● LRS (Lloyds Register of Shipping)
● Class NK (Nippon Kaiji Kyokai)

例としてCPU1511-1PNの技術仕様ページから対応した通信プロトコルを抜粋します。
IP protocol,
PROFINET IO Controller,
PROFINET IO Device
SIMATIC communication
Open IE communication (TCP/IP, UDP,SNMP,DHCP, DCP, LLDP, Modbus TCP)
Web server (HTTP, HTTPS)
Media redundancy
OPC UA通信(as server)

参考
CPU1511-1PN技術データページ

各S7-1500ごとのより詳細な対応プロトコル

Fw1.7以下には対応していません。Fw1.8以上に対応しています。Fw1.7以下は6ES751x-xyy00-0AB0で対応しています。詳細は以下図とpdfをご確認ください。


参考pdf


参考図


TIA Portal Step 7 Professionalになります。2018年7月時点ではV15が最新のバージョンとなります。下図のようにStep 7 ProfessionalではS7-1500以外のPLCもエンジニアリング可能です。

こちらをご参照ください。

CPUにインストールされているファームウェアは最新のものでしょうか。そうでない場合はアップデートをお願いいたします。ファームウェアは常に最新のバージョンにアップデートしていただくことを推奨しております。
S7-1500ファームウェアダウンロードリンク

CPU内蔵のイーサネットポート、CM1542-1、CP1543-1モジュールが対応しています。シリアル通信モジュール、PROFIBUS通信モジュールは対応しておりません。
Modbus TCP通信に使用する関数はMB_CLIENTもしくはMB_SERVERで、 Step 7 V5.5と異なりライセンスは必要ありません。

2018年末に対応する予定です。


ハードウェア情報がダウンロードされていない可能性がございます。下図の通り、オフライン状態でPLCを選択した上でダウンロードしてください。

参考図

可能です。TIA PortalにおいてAQモジュールのプロパティ、チャンネルの項目から電流出力中の断線時に診断イベントをたてるかどうかを選択できます。
「断線」の項目にチェックを入れていただければ断線時に診断割り込みOB(OB82)が実行されますので、断線が起きた時に行いたい操作を診断割り込みOB中に作成してください。

参考図

可能です。各モジュールのプロパティからCPU停止時の対応を設定することができます。
この設定は各チャンネルで決めることも可能です。

参考図

入力と出力でそれぞれ最大16点まで利用可能です。モジュールの左側16個の端子はDIとしてのみ、右側16個はDQとしてのみ利用できます。TIA Portalでコンフィグ時に、DIとDQそれぞれについて割り当てる最初のアドレスを設定し、そこから連続した2バイト分が割り当てられます。従って1点ずつとびとびでアドレスを割り当てるような設定はできません。

必須ですが、上記モジュールを購入するとプッシュインタイプのフロントコネクタがついてくるので別途購入頂く必要はありません。

必須です。こちらはDI/DQモジュールと異なりフロントコネクタが別売りとなりますので、スクリュータイプかプッシュインタイプかを別途購入していただく必要があります。

 

センサ用供給電源の、センサを介した入力先のチャンネルについてはTIA Portalのハードウェアのプロパティから設定できます。
下に示した項目からいくつのチャンネル分に対しての供給電源とするか選択できます。

参考図1

選択肢の組み合わせは以下の通りです。

参考図2

接続するデバイスに関わらずインターフェース1(X1)を使う場合は512台、インターフェース2(X2)を128台となります。

制限はありません。ただし、CPUが持てるIOアドレスの範囲及びリモートIOのインターフェースモジュールに取り付けられるIOモジュールの数には制限がございますのでご注意ください。

基本的に上位互換となりますのでTIA Portalからの変更は不要です。ただしCPUラックに取り付けられたIOモジュールを取り外すときはCPUをストップさせてから取り外してください。RUN中にモジュールを取り外すとCPUはストップしますのでご注意ください。
また、TIA Portalを編集してダウンロードする際は型式違いのWarningが出ますので、ハードウェアコンフィグの変更をお勧めいたします。選択したファームウェアバージョンの機能のみ使用できます。

下図はモジュールを側面から見たときの下端部を示しています。溝に沿ってフロントコネクタの下端を差し込み、上端を押し込むと装着が可能です。

参考図

下記ページから動画で取り付け方法をご覧いただけます。

https://support.industry.siemens.com/cs/media/67462859_wiring_front_web_en/start.htm

下記のページからダウンロードいただけます。各製品項目のWiringのページに端子番号とその意味が記されています。


https://support.industry.siemens.com/cs/document/86140384/simatic-s7-1500-et-200mp-manual-collection?dti=0&lc=en-WW
下図はDI 32×24 VDC HFの例となります。

参考図1

また、Simatic S7-1500 Getting Startedの章に接続端子に関する情報がございます。
Hardware section → Wiringの項目にPM, CPU, IOへの配線手順が記載されています。
下図は接続端子情報の抜粋です。

参考図2

弊社アフターサービス部からご購入いただくことになります。下記へご連絡ください。

Tel: 0120-996-095
Mail: industry.service.skk@siemens.com

参考:
https://www.siemens.com/jp/ja/home/kigyou-jouhou/contact-us/contact-fapa/contact-dfpd-cs.html

フロントコネクタのコーディングキーの取り外しは、添付のPDFをご確認ください。

参考pdf

S7-1500で使用する棒端子(フェルール)について、特にシーメンスから推奨するメーカーや型番はございません。CPU、DI/DOモジュール、電源で使用する棒端子の推奨サイズは以下の通りです。推奨サイズに合わせてご購入頂きますようお願い致します。以下の、参照図面も合わせてご確認ください。

With wire end ferrule
 CPU    : 0.25 to 2.5 mm2   AWG * : 24 to 16 
 40ピン フロントコネクタ : 0.25 to 1.5 mm2   AWG * : 24 to 16 
 電源(PM)  : 1.5 mm2       AWG * : 16

参考図

PM(Power Module)を使用される場合、CPUへは配線で24VDCを供給し、IOモジュールへはCPUから(CPU1515だとすると12W)バックプレーンバス経由で電源を供給します。
PS(System power supply )を使用する場合、CPUへの供給に追加してモジュールに電源を供給できます。例えばPS25Wを使用した場合、25 + 12 = 37 Wの電力を供給できます。

参考図1

PMとPSは下記のように組み合わせて構成することもできます。
参考図2

以下のpdfおよびリンクをご確認ください。

Wiring the mains connection plug
参考図

参考:

https://www.automation.siemens.com/salesmaterial-as/interactive-manuals/getting-started_simatic-s7-1500/documents/EN/wire_en.pdf

S7-1500 CPUに連結可能なユニット数はデジタルI/O、アナログI/O、通信、システム電源含めて31台までです。このうち通信モジュールは種類によって台数制限があります。Ethernet、PROFINET、PROFIBUSの通信モジュールは合計台数の制限がCPU毎に異なります。CPU1515~1518は8台、CPU1513~1512は6台、CPU1511は4台までとなります(RS232CやRS422/485のシリアル通信モジュールは含みません)。各ユニット消費電力による台数制限は、システム電源モジュールを装着(電力が不足するユニットの左側)することで解消できます(この場合のシステム電源モジュールは1ユニットとしてカウントされます)。ユニット消費電力はTIAセレクションツールで自動計算され確認することができます。
TIAセレクションツールのダウンロード

Technology Module TM PTOやS7-1500 CompactタイプでA相・B相のパルス出力を行うことはできますが、RS422インターフェースはもっておりません。
一般的にS7-1500とドライブを接続する場合はProfidriveかAnalog Outputをお使いいただきます。

TM PTOの技術データページへ

各モジュールのファームウェアバージョンは、TIAポータル(有償エンジニアリングツール)、診断ツールPRONETA(無償ツール 英語版: Link1)、汎用Webブラウザ(CPUのWebサーバー機能が有効であること)、SIMATIC Automation Tool(無償ツール 英語版: Link2)を使って確認することができます。

   

S7-1200

CB 1241はModbus  マスター/スレーブ共に対応しています。

参考図

UNC 4-40となります。

Dsub 9ピンのオスコネクタになります。

PROFIBUS Masterモジュール(6GK7243-5DX30-0XE0)は使用するCPUのFwバージョンによってインストールするファームウェアが異なります(2017年7月現在)。下記のダウンロードページから二種類ダウンロードできますので、
CPUのファームウェアがV3よりも低い場合は6GK7 243‑5DX30‑0XE0 V01.03.04.updを、
V4以上なら6GK7 243‑5DX30‑0XE0 V01.03.04_V4CPU.updをお使いください。

Download Firmware V1.3.4 for CP 1243-5

CPUFw 3.0以上において接続可能なPROFIBUS DP Slaveは最大96台(CM 1243-5 x3)です。
S7-1200には最大3つのPROFIBUS DP Master(CM 1243-5)モジュールを接続できます。CM 1243-5モジュール1台につき、接続可能なPROFIBUS DP Slaveは32台です。また、CM 1243-5モジュール1台につき、サブモジュール(IOスロット)は最大512ヶまで構成可能です。
Fw4.0以上のCPUにはCM 1243-5のFw1.3~以上が必要です。

参考
S7-1200システムマニュアル V4.2,  9/2016,  p.799

できません。このモジュールがサポートしているプロトコルはFreeport, 3964 (R), Modbus RTU, ASCII, USSとなります。

FC,FB,DB, Tagテーブルの追加、修正、削除について「RUN中書き込み」は可能です。OBは修正のみ可能です。
RUN中書き込み最大ブロック数は20です。
S7-1200 Easy Book p.272~を参照ください。
http://support.automation.siemens.com/WW/view/en/39710145

S7-1200はメモリカードは必須ではありません。メモリカード機能はオプションです。
内蔵のロードメモリ(不揮発性)でプログラムを保存します。

S7-1200で使用可能なメモリカード:SIMATIC Memory Card(汎用メモリカード不可)
 
「メモリカードの3つの使用目的」

・プログラムモード:ロードメモリの拡張/機器の交換
 メモリカードは内蔵のロードメモリに代わってロードメモリとして機能します。データロギング等、大容量のメモリが必要な場合に使用します。
また、メモリカードの差し替えのみで機器交換ができるメリットがあります。

・転送モード:プロジェクトの転送
 エンジニアリングツールなしでプログラムをPLCへダウンロードします。複数のPLCに同じプロジェクトをダウンロードすることが可能です。このときメモリカードを挿入した状態ではPLCはRUNしません。

・カードタイプ:ファームウェアのアップデート
 ファームウェアのアップデート用に使用します。アップデートファイルをメモリカードに格納すると自動的にアップデートモードを認識します。

※メモリカードの3つのモードはTIA Portalを起動してから選択します。プログラムをダウンロードすると、初期設定としてプログラムモードで使用できます。転送モードにする場合は変更が必要です。

S7-1200メモリカード使い方

スラッシュで区分された3つの内、一つ目が供給する電源、二つ目が内蔵デジタル入力の方式、三つめが内蔵のデジタル出力の方式を示しています。例えばDC/DC/DCであれば電源としてDC24 Vの供給が必要で、内蔵のデジタル入力と出力はどちらもトランジスタタイプです。AC/DC/RLYであればAC 85V-264Vの供給で動作し、デジタル入力がトランジスタタイプ、デジタル出力がリレータイプであることを示しています。

シグナルボードと同じ位置に取り付けて使用します。S7-1200 FW3.0以上が必要となります。
このバッテリーボードを使用することで最大1年間まで、CPU内部の時刻を保持できます。
これを使用するには一般的なボタン電池(CR1025)のが別途必要です。

参考
Delivery Release for Innovated SIMATIC S7-1200 with Firmware Version 3.0

BATTERY BOARD BB 1297 F. CPU 12XX

こちらの資料をご覧ください。

S7-1200シリーズはIRT通信に対応していません。
※IRT通信 (Isochronous real-time):PROFINET通信の機能の1つ。IRT通信は通常、同期制御が必要なモーション制御で主に使われる。

参考
IRT対応製品

Open User CommunicationにはTCP/IP通信、UDP通信Modbus TCPが含まれます。
CPU1211~1217 全ての機種で最大8コネクションまで同時に接続可能です。
物理的に8コネクション以上ある場合は、不要なコネクションはプログラム上で接続しないことで、8コネクションまで同時通信できます。
現状ではCP 1243-xモジュールはOUCには対応していません。

ご参考までにCPU1217のコネクションを以下に示します。

参考図

可能です。CPU1215CやCPU1217Cなどイーサネットポートを2つもつタイプであればHubを使用することなく1つをPC、もう1つをPROFINET機器に接続することも可能です。

CPU Fw V4.0 以降でPLC SIMに対応しています。
エンジニアリングツール はTIA Portal V13 SP1以降で対応しています。

参考
Firmware Version V4.1 released for S7-1200 CPUs

 

最大16ヶ接続可能です。

参考図

 

Server(GET/PUT)として3コネクション、Client(GET/PUT)として8コネクションまで接続可能です。また、ServerとClient合わせて最大8コネクションです。
さらに必要な場合はS7通信に対応するCP 1243-xモジュールを追加してください。

ご参考までにCPU1217 は以下のようになっています。

参考図

 

下図のようにモジュールの底面についています。

CPUごとのポートの数は以下の通りとなります。

必須ではありません。汎用のSDカードは使用できませんのでご注意ください。
Simaticメモリーカードをお使いいただくと、ツール無しでのPLC交換が可能となる他、CSV保存可能な容量やワークメモリ容量を増やすことができます。

CPU内蔵のパルス出力あるいはProfinet経由で単軸モーションコントロールが可能です。

参考図

 

新しくリリースされたファームウェアの機能は弊社サポートページのProduct noteからご確認いただけます。下記リンクは2017年8月時点での最新バージョンであるV4.2のProduct noteです。


https://support.industry.siemens.com/cs/document/109741461/firmware-version-v4-2-released-for-s7-1200-cpus-?dti=0&lc=en-WW


S7ルーティングやMRP(CPU 1215CとCPU 1217Cのみ)、いくつかの命令が利用できるようになったことなどが記されています。

下記の表に示した通りとなります。
「拡張IOモジュール数」が該当する項目になります。

参考図

S7-1200PLCはI-Device(Intelligent IO Device/PROFINET機能) として使用できます。
I-Device機器(Profinet対応)
 ・CPU31X(F) V3.2
 ・CPU41X(F) V6.0
 ・CPU1200  V4.0
 ・CPU1500
 ・ET200S(F) CPU V3.2
 ・ET200Pro(F) CPU  V3.2
使用ソフト
 STEP7 V5.5、TIA Portal V11/12/13以上
 ※CPU1200(FwV4.0)はV13以上のみ。FwV3.0以下はI-device非対応

参考
S7-1200 CPU Version 4.0 iDevice

http://support.automation.siemens.com/WW/view/en/86567043

CPU1215CおよびCPU1217CはEthernetポートを2ポート持っており、MRP(クライアント)に対応しています。
それ以外のS7-1200CPUはMRPに対応していません。

※MRP: IEC 62439として定義されている高速冗長化(二重化)プロトコル、PROFIENT(トポロジー)の機能の1つ

参考
MRP対応製品
https://support.industry.siemens.com/cs/ww/en/view/102325771

S7-1200 firmware ver.により接続可能台数が変わります。

ET200SPを含むリモートI/Oの接続可能台数は次の通りです。
 ・V4.0, 3.0: リモートI/O  16 台
 ・V2.2: リモートI/O  8 台

デジタル/アナログ入出力の最大点数(拡張モジュール含む)は次の通りです。
 ・アドレスエリアサイズ; 入力/出力 各1024バイト
 ・デジタル入出力 最大 284点(CPU1214C/1215C/1217C)
 ・アナログ入出力 最大69チャネル(CPU1215C/1217C)

デジタル/アナログ入出力点数はCPUタイプに依って異なりますので、詳細は製品カタログをご確認ください。

参考
製品パンフレット
https://new.siemens.com/jp/ja/products/automation/product-information/download1.html

 

S7-1200はマルチマスタに対応しておりません。PLC自身がPROFIBUSポートを持っていないためです。(添付①)  PROFIBUSポートを有するS7 PLC(S7-300および、S7-1500(CPU1516))マルチマスタ機能についてはTIA Portal V12で確認しています。(添付②) また、マルチマスタ機能は同一プロジェクトでのみ使用できます。他社PLCを使用される場合は、異なるプロジェクトの作成となるため、マルチマスタ機能を使用できません。 他方のSlaveの情報はPLC間同士の通信が必要になります。

添付①
PDF1

添付②
参考図

PDF2

ファームウェアアップデートは、メモリーカードを用いる方法、webserver経由で行う方法、Automation toolを使う方法、TIA Portalを使う方法がございます。
ここではTIA Portalを使ったアップデートの手順を説明します。

PDF

S7-1200Fw3.0 以下とV4.0は互換性がありません。 V3.0以下で使用していたプロジェクトをV4.0で使用する場合は、Step7V13でコンパイルしなおす必要があります。
また、V3.0は2014年秋まで通常販売予定です。その後、10年間スペアパーツとして供給いたします。
詳細につきましては以下のリンクからご確認ください。

 

http://support.automation.siemens.com/WW/view/en/86567043


ハードウェア情報がダウンロードされていない可能性がございます。下図の通り、オフライン状態でPLCを選択した上でダウンロードしてください。

参考図

オーバー/アンダーフローの入力値も含めて平均化処理がなされます。オーバーフロー値のみ除外されるような処理は行われません。

必ずしもその値が入力される保証はできかねます。例えば下図は電流のアナログ入力表示のスケーリングを示した表ですが、オーバーフロー時は32512から32767の間の値を入力することが読み取れます。

参考図

PLCの型式ごとに3種類ございます。

CPU1211C, CPU1212C用、入力8点: 6ES7274-1XF30-0XA0
CPU1214C, CPU1215C用、入力14点: 6ES7274-1XH30-0XA0
CPU1217C用、24 V DC入力10点5 V DC入力4点: 6ES7274-1XK30-0XA0

また、アナログ入力用もございます。
2点: 6ES7274-1XA30-0XA0

参考図

配線方法によってどちらとしてもお使いいただけます。
下図はデジタル入力モジュール8点と16点の配線図です。①に記載されている通り、「-」をMに、+24 V DCを各チャンネルに繋ぐことでマイナスコモンとして動作し、「+ 24 V DC」をMに、「-」を各チャンネルに接続することでプラスコモンとして動作します。

参考図

以下のページでS7-1200全体のマニュアルをダウンロードいただけます。

https://support.industry.siemens.com/cs/document/109741593/simatic-s7-s7-1200-programmable-controller?dti=0&lc=en-WW


日本語のスタートマニュアル中にも各モジュールの仕様について記載されています。

https://support.industry.siemens.com/cs/document/39710145/simatic-s7-1200-easy-book?dti=0&dl=ja&lc=en-WW


全体のマニュアルは容量が大きいため、ホームから各型式を検索いただきモジュール別のマニュアルをお探しいただくことも可能です。
Siemens Industry Online Supportホーム
 

ランプの突入電流への負荷が大きいことから上記のような仕様となっています。
また、この「ランプ」にLEDランプは含んでいません。

以下のリンクを参照ください。

参考
S7-1200ベースの予兆保全

http://w3.siemens.com/automation/jp/ja/Automation_Systems/programmable-logic-controller/s7-1200/cms/Pages/Default.aspx

 

S7-1200シリーズのコネクタ径について、添付資料も合わせてご確認ください。
棒端子を使用される場合、その被覆を剥ぐ長さは棒端子に依存します。棒端子メーカーにお問合わせ頂きますようお願い致します。

参考図

各モジュールのファームウェアバージョンは、TIAポータル(有償エンジニアリングツール)、診断ツールPRONETA(無償ツール 英語版: Link1)、汎用Webブラウザ(CPUのWebサーバー機能が有効であること)、SIMATIC Automation Tool(無償ツール 英語版: Link2)を使って確認することができます。

   

S7-400/S7-300

S7-300/400において、ModbusTCPを使用する場合、ライセンスが必要になります。CPUオンボードのEthernet、またはCP343-1/443-1を使用する場合ではライセンスが異なります。以下のリンクをご確認ください。

P341へのMODBUS MASTER、またはMODBUS SLAVEドライバーのダウンロードは、6ES7 341-1CH02-0AE0のFW2.0からダウンロードが不要となっています。(ダウンロードボタンが選択できません

S7-400のバッテリはメンテナンスにて1年に一回交換してください。これは、電源モジュールがOn状態であっても、バッテリは最大200μA消費するからです。

以下リンクから設定方法の資料がダウンロードできます。

以下リンクより設定方法の資料がダウンロードできます。

   

S7-200

S7-200は販売終了しています。→ LINK
保守サービス期間内の一部の製品は、スペアパーツを販売できますので弊社販売店にお問い合わせください。
S7-200 SMARTは中国及び一部の発展途上国向け限定品のため、ご購入された国以外では製品販売や保守サービスは実施しておりません。