制御パワーの向上

SIMATIC Technologyの使用 – パフォーマンス、テクノロジ、モーションの向上
現代の機械や設備は、多くの場合、非常に多様で要求が厳しいテクノロジタスクに関わっています。このような場合、SIMATIC Technologyはモーションコントロールから信号取得/出力、閉ループ/PID制御、シリアル通信までのすべての課題に対応するインテリジェントなソリューションを提供します。統合され拡張可能なSIMATIC Technologyオートメーションソリューションは、単純なタスクや複雑な問題で貴重なエンジニアリング時間を節約するだけでなく、最大の効率性と柔軟性を保証します。 結果: 1つのエンジニアリング、1つのコントローラー、1つの通信に統合された標準的なオートメーション、安全およびテクノロジ。
「制御パワーの向上」の恩恵
SIMATIC Technologyを使用すると、テクノロジタスクに対して単一のCPUを使用して、信号取得/出力から一貫した品質のモーションコントロールやPID制御までの幅広いアプリケーション要件を効率的かつ低コストで実現できます。
新しいSIMATIC S7-1500 T-CPUは、トランスミッションとカムディスクの同期や2Dから4Dキネマティクス制御などの拡張モーションコントロール機能への新たな道を開きます。TIAポータルでのエンジニアリングは、統合エディターによって便利で分かりやすくサポートされています。
SIMATIC Technology - 主な特徴
簡単なアプリケーションから、要件の厳しいアプリケーションまで
SIMATIC Technologyは、多くの機能を統合し柔軟性をもたらすテクノロジソリューションを基に、さまざまなパフォーマンスにわたる幅広いハードウェアポートフォリオを提供します。Totally Integrated Automation Portal(TIAポータル)エンジニアリングフレームワークと組み合わせることで、効率を最大化します。複雑なテクノロジをプログラムすることなく、ユーザーはテクノロジオブジェクトの簡単な設定で済ませることができます。テクノロジ機能は、ハードウェア側のテクノロジモジュールによって最適に実装されています。完璧なモーションコントロール
モーションコントロール機能の統合により、単軸および多軸のドライブシステムを簡単に効率的に制御できます。SIMATICコントローラーとテクノロジモジュールは、SINAMICSドライブシステムと共に、ドライブアプリケーションのために整合されたポートフォリオを提供します。
移動指令をプログラムするために必要なモーションコントロール命令は、国際的なPLCopen規格に基づいているため、特別な予備知識がなくてもモーションコントロールアプリケーションをプログラムすることができます。
最大4軸からなるパス制御によるモーションコントロール
キネマティクスは自由にプログラム可能な機械的なシステムであり、機械的に結合された複数の軸によって制御点の移動を行います。キネマティクスのテクノロジオブジェクトを使うことでテクノロジCPU S7 1500Tは、ピックアンドプレース、組み立て、パレタイジングといったハンドリングタスク向けのキネマティクス制御機能を提供します。
SINAMICS S120(FW5.1)と組み合わせた安全テクノロジCPU(CPU 1517-TF3PN/DP)向けのSIMATICの安全キネマティクス・ソフトウェアライブラリにより、ワークエリアや保護エリアなどを構成したエリアから安全に機械作業者を保護することができます。
テクノロジオブジェクトを使用した生産パラメーターの閉ループ制御
SIMATICコントローラーには、オートメーションタスクを実行するための制御機能が既に含まれています。特別な制御ハードウエアは必要ありません。現在値、指令値、そして位置決めに必要な値をテクノロジオブジェクトに接続するだけです。2段階のオートチューニング機能により、制御パラメーターの最適値が設定されます。
Siemens Industry Online Supportでは、SIMATIC Technologyに関する重要な文書やリンク、アプリケーション例、FAQ、ディスカッションフォーラムなどをご覧いただけます。
初心者でも、経験豊かなユーザーでも、個々のテクノロジの課題を解決するのに役立ちます。
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